「映画館を出てすぐに見える景色が、どんな雰囲気ならいいのだろう?」
という言葉をキーワードにデザインしてみました。

フォレオ館内併設のシネプレックスは、ハリウッド映画の配給が多い映画事情から、
まずアメリカを集中して見る映画の前後に立ち寄れる落ち着いた空間ということで、
「アメリカの図書館」をイメージしました。

中でも旧い重厚な図書館ではなく、気軽に立ち寄れる雰囲気の近代的な図書館をイメージ。

チークやウォールナットの木目、女性を意識したやわらかでモダンなクロス、明るすぎず、
暗すぎない照度、落ち着いた暖かい配色、それでいて心に残る印象的な空間を演出してみました。